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2018年度「メディアスタジオ実習I」上映会

7月11日、水島宏明先生による「メディアスタジオ実習I(メディア・ジャーナリズム論実験実習)」の上映会がおこなわれました。この授業では、“映像を通して社会を映し出す”をテーマに、メディアスタジオの機材を活用しながらドキュメンタリーの映像制作を学びます。約3ヶ月という短い期間に、4班による4つの作品が完成しました。

上映されたのは、緊縛パフォーマーをおった「ダリアの縄」、友人の藝大生の日常を描く「世界に抵抗しながら―みんなマイノリティ」、障碍者のファッションについて考える「誰でも、おしゃれを」、上野のおでん屋台にせまる「池のほとりで乾杯」。映像制作の初心者が多いとはとても思えない、個性的な作品が揃いました。

上映後のコメントでは、水島先生が「ジャーナリズムじゃなくて、アートかな」と何度か指摘されていたことが印象的でした。“ジャーナリズム”とは何か、“社会を映し出す”とはどういうことか、数ヶ月間撮影や編集におわれていた受講生たちも、今頃ふと改めて考えるのではないかと思います。授業としては終わりましたが、追加取材を考えている班もあるようです。

(鳥海希世子)

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