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開幕間近!山形国際ドキュメンタリー映画祭

山形国際ドキュメンタリー映画祭が近づいてきましたね。この映画祭は、山形市で隔年開催されているアジア最大規模のドキュメンタリー映画祭です。

さてこの映画祭で、前年度までメディアスタジオのスタッフを務めていた森田典子さんが担当する企画が開催されます。「『現実の創造的劇化』:戦時期日本ドキュメンタリー再考」というテーマで、1930年代から1940年代にかけての国内外のドキュメンタリーが上演されます。貴重なフィルムも多く、とても力の入った企画です(プログラムはこちら)。

日本にドキュメンタリーという言葉が伝わった当時、作り手たちの議論の中心は「現実の創造的劇化」にあったといいます。今回の企画は、この「現実の創造的劇化」に当時の作り手らがどのように近づこうとしたのかを、実際の作品からあぶり出していく試みだそうです。

ドキュメンタリーの原点を見つめ直すというこの意欲的な企画、ご興味ある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

(鈴木麻記)

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