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メディアスタジオの実習授業をご紹介します!

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夏休みも終わりに近づき、後期がまもなく始まります!本郷キャンパスには銀杏の香りが少しずつ漂い始め、秋の訪れを感じる季節となりました。毎年後期になると、メディアスタジオを活用した実習授業が開講されます。これは、東京大学でメディア制作を学べる数少ない貴重な機会です。今回は、そんなメディアスタジオで行われる実習授業についてまとめてご紹介します。

・メディアスタジオ実習Ⅰ(木曜6限・日笠昭彦 先生)

この授業では、メディアスタジオの機材を使い、3〜5人のグループで約20分のドキュメンタリー作品を制作します。講師は、長年NNNドキュメントなど、ドキュメンタリーの現場で活躍された日笠昭彦先生です。制作された作品の中で優れたものはさらにブラッシュアップされ、映像祭に出品されることもあります。これまでに、この授業で制作された作品が数多く受賞を果たしています。今年は10月3日が初回となります。

・メディアスタジオ実習Ⅱ(金曜6限・渡邊悟 先生)

この授業では、メディアスタジオの撮影/録音スタジオを使って、「世界に通用するフォーマット」の番組開発を目指します。講師は、長年NHKのプロデューサーとしてご活躍されている渡邊悟先生です。受講生同士が熱い議論を交わしながら企画を立て、番組収録までの過程を、実践を通して学びます。受講生全員が力を合わせてひとつの番組を制作するため、非常に充実した経験になることは間違いありません。今年は10月4日が初回となります。

・社会情報学特論Ⅰ(木曜4限・Dipesh KHAREL 先生)

通称「Visual Ethnography」と呼ばれる授業で、映像人類学者であり、ドキュメンタリー制作者でもあるDipesh先生が担当されます。授業はすべて英語で行われ、映像人類学の手法に基づいて、個人またはグループでフィールドワークを行い、最終的に映像作品を制作します。今年は10月3日が初回となります。

以上、メディアスタジオを活用した実習授業のご紹介でした。ご興味のある方はぜひ履修をご検討ください!

(柳志旼)