1月25日、「メディアスタジオ実習II」（渡邊悟先生・NHKエデュケーショナル）の番組収録が行なわれました。この授業では、海外でも放送できるような（売れるような！）テレビ番組のフォーマットについて考え、最終回にはトライアル制作としてメディアスタジオでの番組収録に臨みます。

9月から始まった授業では、受講生それぞれがアイデアを持ち寄り、議論が重ねられてきました。最終的に１つに絞られた番組案は、「捨てられないモノを見ると人柄が分かる」という思いの込められた、その名も「捨てられNIGHT！」。3名のゲストがそれぞれ「捨てられないモノ」を持ち寄り、捨てられない理由をプレゼン合戦。しかし、最後には観客投票によって3人の「捨てられないモノ」のうち1つは実際に捨てられてしまう…という構成です。

撮影／録音スタジオの準備は午後2時から始まり、夕方からリハーサル、夜から本番と休む暇もなく収録が進みました。ディレクター、カメラマン、スイッチャー、出演者など、ほとんど初めての実践にも関わらず、一人ひとりが急速にその役割に馴染んでいく様子は不思議なほどでした。最後までアイデアのブラッシュアップは続き、緊張感のある番組収録になりました。

（鳥海希世子）